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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

「再現度がレベチ」「まるで"秒速"のワンシーン」 映画『秒速5センチメートル』全国の聖地があまりにエモすぎた

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  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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アニメ版では、それぞれの場所を舞台に、第1話『桜花抄』、第2話『コスモナウト』、第3話『秒速5センチメートル』の3つの短編に分かれていて、それらが密接に関わり合いながら、「貴樹」の成長と青春の葛藤を描く1つの作品としてまとめられていました。

栃木県南部の小山駅から、JR両毛線に乗って約20分。栃木市にあるJR岩舟駅は、アニメ版の第1話『桜花抄』で、13歳の「貴樹」と「明里」が雪の降る中を過ごす感動的な場所として、有名な舞台地です。

アニメ版『秒速5センチメートル』のポスタービジュアルにも登場した、「岩舟駅」の外観とその付近(写真:アビー8/PIXTA)

駅の忠実な描写がファンの心に残り、聖地巡礼先として大変な話題になりました。また、JR宇都宮線から両毛線への乗換駅であるJR小山駅ホームにあった立ち食いそばの名店「きそば」も作品に登場し、「聖地」として賑わっていました。

残念ながら同店は2022年に惜しまれつつ閉店しましたが、閉店前は行列ができるほどの人気でした。

実写版では、雪の光景を映し出すためなのか、豪雪地帯としても有名な長野県の黒姫駅(しなの鉄道)で撮影されたということで、こちらも新たな聖地となりそうです。

実写版のロケ地となった長野県の黒姫駅(写真:kotaro88/PIXTA)

『コスモナウト』のすべてが詰まった「種子島」

続いて、アニメ版の第2話『コスモナウト』の舞台となった鹿児島県の種子島です。「貴樹」が移り住んで通った「中種子(なかたね)高校」(現在は他校と合併し「種子島中央高校」)を中心に、青春の1ページが生き生きと描かれています。

主人公が通った「中種子高校」の舞台となった「種子島中央高校」。駐輪場は作中にも登場します(筆者撮影)

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【ファンが実際に滞在する「205号室」】

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