もちろん食べても大丈夫です。ただし、
「アクリルアミド」は自然に生成される物質である以上、ゼロにはできません。過度に恐れる必要はありませんが、「発がん性」の懸念がある以上、できる範囲で摂取量を減らす工夫をし
少なくとも毎日食べるとか爆食するといったような食べ方は避けましょう。とくにお子さんが常食するのは私は避けたほうがいいと思っています。
「家庭でできる工夫」もあるが…そもそも本当に必要?
「アクリルアミド」は家庭で糖質を含んだ食材を調理する際にも発生します。

「揚げ物の温度を控えめにする(120〜160℃程度)」「パン、トースト、焼き菓子は、焼き色を薄めに仕上げる」「炒め物は、短時間で調理する」などの工夫で「アクリルアミド」の発生を減らすことができます。
ただ、そうやってさまざまな工夫をこらして「アクリルアミド」の発生を減らすのもいいのですが、私からすれば「安心して食べられるおやつは、他にもいろいろありますよ」ということを、ぜひ知ってほしいと思います。
私が長年かけて「無添加×安心×美味しい」「軽食・おかずにもなる」をコンセプトに考案・出版した『安部おやつ』では112のおやつを紹介していますが、揚げ物や長時間の高温調理をするレシピは少なく、ヘルシー志向なものを最大限、選びました。

「新食感! お麩ラスク」など、スナック代わりになるレシピから、「ほんとに濃厚! 米クドチーズケーキ」「大人の珈琲小豆ゼリー」など子どもも大人も喜ぶおやつをたくさん紹介しています。


「手軽だから」と安易にポテトチップスばかりを子どもに食べさせるのではなく、ご自身はもちろん、お子さんやご家族も、「安全なおやつ」で小腹を満たしてほしい、と「食の安全の専門家」として強く願っています。
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