「ちょっと歩くだけで汗が噴きだす」…。通勤で汗だくのビジネスマンは着こなしのコツを知らない

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ただし化学繊維は「通気性が良いとは言えず、蒸れやすい」という課題もありますので、やはり速乾機能のある肌着を合わせることでカバーし、快適さと清潔感を両立させるのが現実的な選び方です。

冷房対策カーディガンの生地感にこだわろう

最後に内勤ビジネスマンに重宝される「薄手のカーディガン」についてお伝えします。冷房の効きすぎた部屋では、体温が奪われ、集中力が落ちることもありますが、空調一括管理のオフィスビルも多いため、積極的な温度調整が求められますよね。

このときカーディガンとワイシャツの生地感を合わせてみてください。たとえばツルッとした化学繊維のワイシャツには、ナイロン混紡の光沢あるカーディガンという組み合わせです。白シャツに紺カーディガンといった正解配色なのに、違和感ある場合、その原因は生地感ギャップにあります。ツヤがないカーディガンとツルッとしたワイシャツによる生地の違和感を解消しましょう。

猛暑通勤時代の着こなし正解は、暑さのみならず、急速な温度変化に対応するため、「速乾機能の肌着」を軸に据え、汗を抑えるコーディネートを意識してください。

森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト

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もりい よしゆき / Yoshiyuki Morii

その違和感を、言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。

公式サイト「エレカジ」(https://www.elegant-casual.com/cases)では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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