
ゴールデンパス・エクスプレスの先頭車両(写真:筆者撮影)
日本同様「鉄道王国」のスイス。標高4000mを超える山々や湖が豊富にあることから、風光明媚な路線が多い。そして、それらが路線ごとでなく、1つのまとまった鉄道網としてPRされている。
「スイス・グランドトレインツアー」と称されるその鉄道網とはどんなものか。世界100カ国以上の現地在住日本人ライターたちの集まり「海外書き人クラブ」お世話係の筆者がレポートする。
まずは、以下の路線図を見ていただこう。

スイス・グランドトレインツアーの路線図(画像:スイス政府観光局提供)
総延長は約1280km
たとえば、スイスの2大国際空港の1つがあるチューリヒから出発するとしよう。そこから薄ピンク色の路線をインターラーケンまで進む。そこで乗り換えて黄土色の路線でモントルーへ。
さらにオリーブ色でツェルマットへ、水色でサン・モリッツへ、茶色でルガーノへ、青色でルツェルンへ、ピンク色でザンクト・ガレンへ、最後は緑でチューリヒに戻る。これで総延長約1280kmの全線踏破だ。
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