新卒学生に広まる「とりコン」現象、増え続ける「事業会社からの転職組」…コンサルの"吸引力"が上がり続ける納得の背景

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コンサル経験者が口を揃えて語るのは、汎用スキルが磨かれることだ。ドキュメンテーション力、論理的思考力、短期間で成果を出す耐性──これらは事業会社に戻っても役立つ強力な武器となる。

外資系ファームを経て自動車メーカーの経営企画に転じたCさんはこう振り返る。

「コンサル時代はつらいことの方が多かったですが、自分の転職に点数をつけるとすれば80〜90点。今の仕事に生きているスキルはすべて、当時必死で身につけたものです」

今後も成長は続く?

企業の経営課題はますます複雑化しており、AI、サイバーセキュリティ、地政学リスク、人的資本経営など新たなテーマが次々と登場している。こうしたトピックスに対応する限り、コンサル市場の拡大は続くだろう。

事業会社出身者にとって、コンサル転職は容易ではない。しかし「質とスピード」を叩き込まれる経験は、その後のキャリアを大きく広げると経験者は語っている。挑戦の価値は十分にあると言えるだろう。

(画像:ハウテレビジョン作成)
(画像:ハウテレビジョン作成)
武藤 洸平 「外資就活ネクスト」事業責任者

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むとう こうへい / Kohei Muto

大手事業会社・広告代理店にて約8年、コンサルティング営業・マーケティング支援に従事。 2022年ハウテレビジョンへ入社し、全社横断のBtoBマーケティングチーム立ち上げ後、 2024年に転職プラットフォーム「外資就活ネクスト(旧・Liiga)」のVP of Productに就任。現在は同プロダクトの事業責任者。

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