「時間の流れが体感3倍速」「何回言えばわかるんですか?」「今日1日、何をしていたの?」──"事業会社からコンサル"転職組が語る≪最初の壁≫

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
コンサル 転職
コンサル転職者に行った調査で挙がった“壁”は、「アウトプットの質とスピード」が最も多かった(写真:asaya/PIXTA)
覚悟を決めてコンサルに転職したものの、待っていたのは想像を超える“壁”だった──。
学生や若手の就職・転職先として人気の高いコンサルティングファーム。近年は事業会社から未経験で飛び込む人も増えているが、多くが入社直後に苦労を味わっている。
この記事では、事業会社出身者が直面する「現場での壁」の実例と、その根本原因を紹介する。

想像を超えたコンサルの現場

32歳で機械系大手メーカーから日系コンサルファームに転職したAさん。同期の多くもコンサルへ転じていたことから「経営視点で事業を加速させたい」と挑戦を決意した。

しかし最初のプロジェクトで、事業会社との仕事の常識の違いに衝撃を受けた。

「毎日、昼と夕方に2回のミーティングがありました。最初は『わからないことはその場で聞けばいい』と考えていましたが、これは完全に事業会社的発想でした」

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事