疲労回復・酷暑疲れ解消・冷えた胃腸の温めに役立つ「夏ネギ」漢方に詳しい薬剤師が教える"超カンタンで効果がUPする摂り方"のポイント

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暑い夏はキッチンに立つ時間をなるべく短くしたいので、調理時間がほぼネギを切るだけのこのみそ汁は、重宝しています。お弁当を持っていっている人も、スープジャーにみそと切ったネギだけを入れて、飲むときにお湯を注げばできあがりです。

お好みで鰹節ひとつまみ、冷えが強いときはすりおろした生姜を加えてもよいです。

【材料】
ネギ 4〜5cm
みそ 大さじ1
熱湯 200cc

■ネギのゴマだれ

サラダチキンや冷しゃぶ、ナスの揚げ浸し、冷奴など、何でも合うたれです。冷蔵庫で1週間ぐらいは保存が可能です。

長ネギを粗みじん切りにし、以下の材料と混ぜるだけ。好みでゴマ油をラー油に変えてもいいでしょう。ゴマはビタミンB1が含まれているので、煎り白ゴマを入れてもいいかもしれません。

【材料】
長ネギ 3分の1本
白すりゴマ 大さじ1
酢 大さじ1
めんつゆ 大さじ1
ゴマ油 大さじ1

疲労回復にネギ風呂のススメ

民間療法には、ネギを風呂に入れて入浴する方法があります。これにより、ネギが血流を改善して体を温め、肉体疲労を取り除いてくれます。また、ネギのにおい成分である硫化アリルが交感神経を刺激して、体を温める効果が期待できます。

毎年各地の温泉などで、ネギ風呂のイベントが開催されています。家庭で試す場合は、数本を入れるだけでも体が温まります。

平地 治美 薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表

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ひらぢ はるみ / Harumi Hiraji

東洋鍼灸専門学校非常勤講師、日本東洋医学会代議員。朝日カルチャーセンター、津田沼カルチャーセンターなどで漢方関連の講座を担当。明治薬科大学薬学部卒業後、漢方薬局勤務を経て、東洋鍼灸専門学校に入学。漢方治療の大家である寺師睦宗氏に漢方を、石原克己氏に鍼灸を、クリシュナU.K氏にアーユルヴェーダ医学を学ぶ。著書に『げきポカ』(ダイヤモンド社)、『舌を見る・動かす・食べるで健康になる』(日貿出版)など。You tube「平地治美・漢方チャンネル」も開設。ブログ「平地治美の漢方ブログ」。

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