マイメロディとクロミが主役!《サンリオ》の“ストップモーションアニメ”が「Netflix世界2位」に躍進のワケ 

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カワイイだけではない

主題歌「Kawaii」に関しては星野源がプロデュースおよび作曲・編曲・作詞を手掛け、5人組の人気韓国系ガールグループLE SSERAFIMが歌うという売りがあり、興味を持つ入り口の役割を担ってはいます。

何より初登場で世界2位というインパクトは大きいはず。「世界クロミ化計画」として爪痕をしっかりと残すものになっています。家族で安心して楽しめる作品であることは間違いなく、クオリティの高さゆえに見る価値があるものです。

また、作品をビジネス視点で見れば、サンリオが作り出すキャラクターのコンセプトの強さと柔軟性を改めて理解できます。カワイイだけでロングランの人気を確立しているわけではないことをきっと垣間見られるはずです。

【もっと読む】【Netflix「イカゲーム3」】全世界No.1視聴回数なのに“否定的な声”が目立つ真因/オスカー俳優起用で「アメリカ版イカゲーム」の期待も! では、エンタメ作品に詳しいコラムニストの長谷川朋子氏が、Netflix「イカゲーム3」の評価や展望について詳細に解説している。
長谷川 朋子 コラムニスト

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はせがわ ともこ / Tomoko Hasegawa

メディア/テレビ業界ジャーナリスト。国内外のドラマ、バラエティ、ドキュメンタリー番組制作事情をテーマに、テレビビジネスの仕組みについて独自の視点で解説した執筆記事多数。最も得意とする分野は番組コンテンツの海外流通ビジネス。フランス・カンヌで開催される世界最大規模の映像コンテンツ見本市MIP現地取材を約10年にわたって重ね、日本人ジャーナリストとしてはこの分野におけるオーソリティとして活動。業界で権威ある「ATP賞テレビグランプリ」の「総務大臣賞」の審査員や、業界セミナー講師、札幌市による行政支援プロジェクトのファシリテーターなども務める。著書は「Netflix戦略と流儀」(中公新書ラクレ)。

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