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「体重125キロ→95キロに」40代作家・爪切男さんが“なぜか美容に目覚め”、劇的変化を遂げた深い理由…ヘアメイク・イガリシノブさんと語る

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: それはすごくいいですね! 一緒に共有するという気持ちは大切だなと私も思います。

私で言うと、パートナーと一緒に美容を楽しむようになって、もっと相手を尊敬するようになりました。かつては、出かける際にメイクする女性に対して「早よせえよ」なんて思ってしまっていたんですが、自分が美容に興味を持ち出したことで「ああ、みんなちゃんとしてたんだな」と思って。本当、わかってあげられなくて申し訳なかったって反省しています。

紫外線対策とかも、「いやいや紫外線なんて根性でなんとかなる」と言っていた自分が恥ずかしい(笑)。美容だけじゃなくて仕事関係でも、人に対してそう思うようになりました。否定から入らなくなりましたね。

「子どもの美容医療」について、自身の思いを語るイガリさん(写真:今井康一撮影)

40代っていろんなパーツの限界がきてる

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イガリ: わかります。今って、家族や友人とのコミュニケーションがすごく乏しくなっている気がしていて。全体的な会話力がちょっと弱くなっているんじゃないかなと危惧しています。

そんな状況で、ヘアメイクという職業ができることとして、美容の力で親子や友人同士のコミュニケーションを増やしてあげたいっていうのがあるんです。

あと、自分がおばさんと言われる年齢になってわかったのは、やっぱり自分のことを可愛がらないと、誰からも可愛がってもらえないということ。「どうせ俺なんて」とか言わないで、自分のことを可愛がるのを忘れずにいてもらいたいなと思います。

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: 自分は40代になって、ちょっとこれからの人生、楽しく生きられないかもしれないという穴にハマりそうになったときに、抜け出させてくれたのが美容なんです。今まで築いてきたキャラクターを捨てる最後のチャンスになるのが、40代。

結構40代っていろんなパーツの限界がきてると思うんですよ。そろそろパーツを取り替えないといけない時期に美容に出会ったのはラッキーでした。

たぶん、誰にでも何かしらチャンスというか、自分を変えるタイミングが2〜3回は来ると思う。それを逃さないようにしてほしいです。飛び込んでみないと、一生そのままでいってしまうから、ぜひ今の段階で何か始めてみてほしいですね。

40代からの美容は「遅いのではなく、チャンス」だと話す2人(写真:今井康一撮影)

(取材・構成:岡部のぞみ)

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