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「体重125キロ→95キロに」40代作家・爪切男さんが“なぜか美容に目覚め”、劇的変化を遂げた深い理由…ヘアメイク・イガリシノブさんと語る

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イガリ:使ってみて、変化はありました?

:今まで何もしていなかったからか、ものすごい変わりようで! ガールズバーの女の子から指摘されるくらいツヤツヤになりました。

爪切男(つめ・きりお)さん:1979年、香川県生まれ。2018年、のちにドラマ化もされた小説『死にたい夜にかぎって』でデビュー。2021年、『もはや僕は人間じゃない』『働きアリに花束を』『クラスメイトの女子、全員好きでした』を3カ月連続で刊行し話題に。美容&健康&ときどき夫婦愛!?が詰まった爪さんのハートフルエッセイ『午前三時の化粧水』を2025年3月に刊行。『クラスメイトの女子、全員好きでした』は、2024年7月、木村昴主演で連続ドラマ化された(写真:今井康一撮影)

「深夜のドンキ」で買うのがおすすめ

──爪さんは40代で美容にハマったとのことですが、中高年男性が美容を始めるには、その一歩のハードルが高いように思います。

爪さんが美容に目覚めるきっかけとなった「豆乳イソフラボン化粧水」(写真:今井康一撮影)

:私は乗り越えたというより、今まで興味があることを自分でごまかしていたんですよね。気恥ずかしくて。でも、失敗してもいいと思うんですよ。「化粧水買ってみたけど、あかんかった」って、笑い話にできるのがおじさんの強み。

自分自身も「どの化粧水買っていいかわからないけど、豆腐が好きだからイソフラボン化粧水でいいんじゃないか」みたいなノリで始めて、全部エピソードトークに変えてきた。

志高く始めなくてもいい。化粧水やシートマスクもまず買ってみたらいいんじゃないかって思います。

もし、買うのが恥ずかしいなら、私みたいに深夜のドンキに行くのがおすすめ。深夜のドンキの店員さんって、いい意味でお客さんに対して無関心な人が多い気がする(笑)。誰が何を買おうとクールに処理してくれる感じ。ああいう場所はすごく大事ですね。

イガリ: 確かに、ドンキだったらコスプレの衣装も買えちゃう。ハンズとかで買うとちょっと恥ずかしいよね(笑)。

私は、 美容を始めるときの恥ずかしさって、乗り越えられなかったら乗り越えなくてもいいと思います。まず、おじさんに限らず、美容って1人ではできないもの。人の力を借りるという妥協ができるのであれば乗り越えられるのかなと思います。ただ、おじさんって自分の中で自分の論理が出来上がっているから、人の力を借りるのが苦手ですよね。

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【美容に関しては「助けてください」って言うしかない】

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