仕事ができない人・できる人は「話し方」が違う…「相手を動かす」3つの方法
まず「相手のやりたいことを引き出し」
次に「相手の頭の中に具体的に動いているイメージを描き」
最後に「自信をつけさせ行動を後押しする」
こうすることで相手が「自分事」として「能動的」に動ける状態を作っているのです。
この時、一番最初にやらなければいけないことが、相手の「思考のスイッチ」をONにしてあげることです。つまり、相手の頭を「考えたい」状態=「やりたいこと」がある状態にしてあげるのです。
その効果的な方法には、次の3つがあります。
スイッチ①感動エピソードを引き出す
スイッチ②問題に感じていることを引き出す
スイッチ③叶えたい夢を引き出す
では、私の経験と一緒に、これらをひとつずつ説明していきましょう。
スイッチ①感動エピソードを引き出す
人には「感動する」という素晴らしい感性が備わっています。
感動する=心を動かすスイッチであることから、相手の感動エピソードを引き出し、「やりたいこと」を見つけ出します。
社食事業会社の社長から、新規事業について相談された時のことです。
「新しい事業をしたいのですが、何をしていいか思いつきません」
私はアイデアを提案する前に、社長が感動するポイントを見つけようと、
「社長が今までに最も感動した体験は何でしょうか?」と聞くと、「社食でアツアツのご飯を、美味しそうに食べるお客様に感動しました」と答えました。社長もご飯(お米)が大好きで、ご飯で喜んでくれると幸せな気持ちになるそうです。
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