映画【国宝】に感化され、10年ぶりに《歌舞伎鑑賞》したら凄すぎた! 歌舞伎座で“市川團十郎”の舞に酔いしれた「最高の平日」を徹底ルポ

上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎を演じた渡辺謙(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会
まずはチケット購入。チケットWeb松竹で、鑑賞劇場と演目、鑑賞日と公演時間、席種、座席を選択する。今回、鑑賞した松竹創業百三十周年『七月大歌舞伎』(7/5~7/26)のチケット代は以下の通り(金額は演目によって異なる)。
1階桟敷席2万円、特等席:2万円、1等席:1万8000円、2等A席:1万5000円、2等B席:1万4000円、2等C席:9000円、3階A席:6500円、3階B席:5000円
※3階席は7月中旬で全公演完売
※3階席は7月中旬で全公演完売
座席まで選択したら、クレジットカードなどで決済をすると予約番号が送られてくる。その番号で、当日歌舞伎座の切符引取機(1階、地下2階)でチケットを受け取り、入場する。
このほか、好きな幕だけを鑑賞できる一幕見席(4階)がある。公演前日昼12時から販売される指定席と、当日10時からの販売のみの自由席があり、幕ごとの入れ替え制で、1階の専用入り口から出入りする。
チケット代は幕によって異なり、1000〜3000円ほど。好みの幕だけを観に来る常連客や、外国人観光客の姿が目立っていた。
10年ぶりに歌舞伎座に入場してみる
現在の歌舞伎座は、地下2階から4階までの建物となり、2013年4月に第五期として開場した。

2013年4月に第五期として開場した現在の歌舞伎座(筆者撮影)
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