「月に人類を送る手伝いをしているNASAの清掃員」に学ぶ、人生の幸福度を瞬時に爆上げする“3つのポイント”

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残念ながら、いまの日本で内発的動機づけから働けている人は少ないというのが現実です。

アメリカの調査会社であるギャラップ社の2022年の調査では、日本の従業員エンゲージメント(仕事への熱意や職場への愛着)はわずか6%で、世界平均の23%を大きく下まわり、調査対象国のなかでも最下位レベルでした。

このような低いやる気では仕事も楽しくないですし、生産性も下がり、創造力も発揮されません。日本人の生産性を上げたり、幸福度を上げる鍵は、この「内発的動機づけ」にあるというのがわかると思います。

自分から「楽しい」と思って仕事ができるようになれば、毎日の幸福度も、結果も、人生の充実度もまったく違ったものになります。

そう考えると、いまの日本は「伸び代しかない」とも言えます。

月に人類を送る手伝いをしているNASAの清掃員

有名な話があります。

アメリカのケネディ元大統領がNASAの視察に訪れたとき、廊下にホウキを持った清掃員がいたので「あなたは何の仕事をしているのですか?」と話しかけました。すると、清掃員の男性は大きく胸を張り、

「大統領、私は人類を月に送る手伝いをしています!」

と、誇らしげに答えたというのです。

この清掃員は熱意を持って仕事をしていますし、誇りを持ち、仕事そのものを楽しんでいるでしょう。彼は人生の幸福度も高いと思います。自分がやっている仕事は誰かの役に立っているし、貢献をしていると感じているはずです。

このような働き方は、内発的動機づけによる働き方です。

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