東洋経済オンラインとは
ライフ #ごみ収集の現場から

「ごみに出せばいいってものじゃない!」、清掃作業員も困惑…《危険物混入・ルール違反》――家庭ごみの“迷惑排出"、その実態

9分で読める
  • 藤井 誠一郎 立教大学コミュニティ福祉学部教授
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
不燃ごみから出てきた銃剣(写真:筆者撮影)
車のナンバープレート *一部を加工しています(写真:筆者撮影)

可燃ごみで廃棄されていた驚くべきもの

ここまで不燃物の例を紹介してきたが、「可燃ごみ」の中からも驚くべきものが排出されていたので取り上げておく。

目についたのが、開封されていない賞味期限の過ぎた米袋である。米の価格高騰が問題視されているのに、この排出者は食べきれずに捨ててしまったのだろうか。もったいないが排出された限りは可燃ごみとして清掃工場に運ばれ、焼却処理されていく。

可燃ごみとして排出されたお米(写真:筆者撮影)
もったいないが処分される米(写真:筆者撮影)

さらに驚いたのが、大量に廃棄されたアイドルグループのCDであった。添付書類を確認すると、CDを買うと握手ができるようであった。握手をしたいがために大量購入し、そのまま廃棄されていた。

企業はCDが売れて嬉しいかもしれないが、このように、ごみとして大量に捨てられる現実を直視し、ごみの発生抑制につながる販売戦略を立てるべきである。

これらの処理は自治体にもよるが、きちんと分ければCD本体は焼却処理、CDのケースは資源としてリサイクルされていく。

次ページが続きます

5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象