「汗だくのウーバー配達員が、百貨店の中で涼んでた…」 フード配達員を悩ませる夏の暑さ。対策の実態と、出前館とウーバーの注意喚起の違い

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汗対策を頑張っている配達員もいる

株式会社マンダムが2023年、20~50歳代の男女800名を対象に「汗とにおいに関する実態調査」を行ったところ、猛暑とノーマスク環境への移行により、自分や周囲の汗臭さを感じている人が多数を占めていることが判明した。

具体的には、「他人の臭いが気になるか」という質問に対して、気になると回答した人が21.8%。やや気になると回答した人が46.0%。つまり約70%の人が、他人の臭いが気になると感じていた。

同調査結果によると、2人に1人以上の割合で制汗剤や汗拭きシートを使い、自身の臭い対策をしてるようだ。しかしこれは裏を返すと、約2人に1人が臭い対策を特にしていないということ……。

もちろんそれぞれの体質もあるし、筆者としては必ずしも「ニオイは断固NG!」と考えているワケでもないが、配達員として様々なお宅に伺う立場としては、気を付けていたいと考えている。私にとって、汗対策も、暑さ対策の一部なのだ。

最後に余談だが、先日私は所属しているバドミントンクラブの女子高校生3名に「みんなからすると、どんな人がオジサンだと思う?」と質問する機会があった。彼女たちからは全員一致で「臭い人」という回答があった。

今日も私は汗拭きシートを常備、冷や汗を流しながら、神戸と芦屋の街を自転車で走っている。

【もっと読む】「もはやセレブ食」「もうちょい出せば焼肉に行ける」との声も…。1食2000円「ウーバーでのココイチ離れ」に配達員が感じたこと では、度重なる値上げで客離れが進むココイチでの”ウーバー離れ”の実態について、現役ウーバー配達員ライターの佐藤大輝氏が解説している。
佐藤 大輝 ライター・ウーバー配達員

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さとう・だいき / Daiki Sato

23歳と29歳の時、所属していた企業(美容業・物流業)から解雇を通達され、訴訟を提起。それぞれの会社と約2年間裁判で争った経験を持つライター。ブラック企業問題を解決したいという願いから、裁判後はライターに転身。労働問題のほか、「再雇用戦士」「子供部屋おじさん」「インド駐在員」など、働き方や生き方に関する取材記事を執筆。趣味は海外旅行で、37カ国へ渡航。

X:@do69951367

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