毎週ゴルフでしっかり運動しているのになぜ痩せないのか?週末にまとめて運動するのと毎日運動するのでは内臓脂肪を減らす効果が違っていた
20分という数字はグリコーゲンが空になる目安であり、そうなって初めて脂肪の分解に取りかかるわけではありません。それでは、エネルギーの供給が間に合いませんからね。
たとえ5分しか運動しなくても、コマ切れであっても、脂肪は燃えます。
30分間ジョギングする時間をとれない人は、5分間のコマ切れ運動を6回やれば、同じ効果が得られますし、7回やったら運動時間が長くなります。
有酸素運動は、長時間行うほど脂肪が燃える比率が高まるため、マラソン選手のエネルギー源はほとんどが脂肪です。
また、有酸素運動を比較的強い強度で実施すると、終わってからも脂肪の燃焼が長く続くとされています。
ゴルフであれば、カートを使わずに自分で歩きましょう。
ひと通りラウンドすると、平均7000ヤード、約6.4km。自然の美しさと、静かなおしゃべりを楽しみながらであれば、無理なく歩けるでしょう。
ついでに言うと、スイングするときも、正しい姿勢で、全身の筋肉の動きを意識しながら実施すると、無酸素運動の効果が高まると思います。
運動の目的は健康か、減量か
有酸素運動を週に実施する日数については、3日で十分とか、できれば毎日など、記事によって書いてあることが異なります。
この違いは、何を目的に運動するかです。
世界保健機関(WHO)は、2020年に公表した「WHO身体活動・座位行動ガイドライン」で、「健康効果を得るためには、1週間を通して、中強度の有酸素性の身体活動を週に少なくとも150~300分行う」ことなどを推奨しています。
したがって、健康のためとか、リフレッシュのためであれば、週末に2時間半ゴルフを楽しめば一応合格です。
しかしながら、運動で減量しようと思うなら、頭を切り替える必要があります。
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