週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

職場で仲の悪い二人…間に入ったら相手が激昂した! コミュニケーションの専門家が教える「仲裁」をうまくこなすコツ

7分で読める
  • 戸田 久実 アドット・コミュニケーション代表取締役、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事
2/4 PAGES
3/4 PAGES

相手を目の前にすると、「だってAさんが……」「でもBさんが……」と、相手を非難する気持ちもわいてくるものです。そういったときは、「どうすればいいと思いますか?」とお互いの意見を聞き、どうしたらいいのか、公平に話し合いましょう。

▼ルールの例
・お互いに悪口を言わない
・出社したら、目を合わせて挨拶をする
・情報共有が必要なとき、第三者を入れずに直接やりとりをする

このとき、仲良くすることよりも、チームメンバーの一員として一緒に働ける方法を考え、合意することが大切です。

話し合いの最後には、本人たちの口から気づいたことや今後どうしていくかをフィードバックしてもらうのもおすすめです。

それでもうまくいかない場合は、いったん時間を置きましょう。

結果がどうなるかは本人たち次第ですが、仲介に入る立場になった際は、公平性を意識した話し合いの場をつくってみてくださいね。

相手が感情的になったら仕切り直しを提案する

相手が感情的になっているときは、まず売り言葉に買い言葉にならないように注意してください。相手の感情に振り回されず、冷静さを保ちながら会話を続けます。

「まあそんなに興奮しないで」と言って相手の感情をなだめようとしたり、こちらも応酬したり、感情的になってしまったりしては、トラブルが大きくなってしまいます。

最初は、ゆっくりと落ち着いたトーンで、「あなたの話を受けとめていますよ」ということを伝えてくださいね。

相手がとても感情的になっている場合、

「いったん、落ち着いた状況になってからお話ししませんか?」

と言わなければいけないケースもあります。余計に怒らせるのではないかと思うかもしれませんが、激昂している場合には、時間を置く提案も必要です。

「建設的な話をしたいので、いったん時間を置いてから、改めてお話しする機会を設けたほうがよいでしょうか」

「今日は、今後のお話をするまでには至りにくいようなので、また日を改めたほうがよいでしょうか」

「わたしが感情的で話せないと言うのか!」と返されないよう、理由も明確に伝えてください。

次ページが続きます

4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象