"自由気まま"に生きるその姿にヒントがある…ネコに学ぶ「すぐにカッとなる自分を変える」方法

怒りの「大きさ」に目を向けてみる
イライラや怒りの扱いが難しいのは、「目に見えない」ということが理由のひとつ。イラッとした時、それがどれくらいの怒りなのかよくわからないから、強く怒ってしまって後悔をした、なんて経験がある人も多いでしょう。
ムカッとしたら心の中に温度計をイメージしてみてください。温度計は怒りの強さを表すもの。0から10までメモリがあるとしたら、今感じている怒りがどれくらいの温度なのか考えてみましょう。
これって3くらいかな、この前の怒りが5だと思ったから、それよりは低いか。これを4にすると、この前のものを6にしたのは強すぎたかな……。
こんな風に自分が感じた怒りの温度を考えることで、ちょっとの間冷静になることもできますし、必要以上に強く怒ることも防げます。
この方法はアンガーマネジメントのれっきとしたスキルのひとつ。スケールテクニックと呼ばれるものなんです。
病院で「今の痛みは10段階だとどれくらいですか?」と聞かれることがあります。「痛い」だけだと伝わらないからで、それと同じことです。

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