「怒りの感情」を根本から抑える"発想の転換法" 「アンガーマネジメント」より手前にあるもの

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「アンガーマネジメント」よりも、「ごきげんマネジメント」が大切だという(写真:kou/PIXTA)
「脳の機能がよくなる」「成長や変革につながる」「パフォーマンスが上がる」等々、人は「機嫌がいい」状態になることでさまざまなメリットを得られる一方、「不機嫌な状態」がもたらすデメリットは計り知れないほど大きいと、スポーツドクターの辻秀一氏はいいます。
それではいったい、人が「機嫌がいい」状態を自発的に維持していくにはどうすればいいのでしょうか? 39万部のベストセラー『スラムダンク勝利学』の著者でもある辻氏が、その秘訣を解説します。
※本稿は辻氏の著書『「機嫌がいい」というのは最強のビジネススキル』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

「怒り」をコントロールするよりも大切なこと

多くの人が「怒り」のコントロールができずに人生を失敗したり、大事なものを失ったりしている。この「怒り」を意味する「アンガー」の感情マネジメントには世界中で関心があり、「アンガーマネジメント」なる言葉や対策や組織が生まれてしっかりと機能している。

あるテレビ番組で「アンガーマネジメント」の特集があり、脳科学の先生が「怒り」のメカニズムを説明したり、アンガーマネジメント協会の方が「怒り」のコントロールの仕方を詳しく解説されていた。

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