「新人退職ラッシュ」の5月。1人辞めると「売上5000万円」が水の泡? 新入社員が「だまされた」と誤解しないための経営心理学
給料を上げれば離職者は減るのか?
「新人の3割が入社後3年以内に辞める」
このことはすでに多くの方がご存知だと思います。
厚生労働省によると、2021年3月に卒業した新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率は、高卒者で38.4%、大卒者で34.9%となっています。
そして、中には入社後1カ月、2カ月といった超早期に離職する人もいます。
ですので、今の時期になると「もう新人が1人辞めたんです。これ以上離職者が出ないようにするには、どうすればよいでしょうか」という相談が来ます。
中には「うちは5月になると毎年離職者が出るので、5月が怖いです」という会社もあります。
私は経営心理士として人間心理に基づいた経営コンサルティングを行う中で離職者の心理を分析していますが、超早期に離職する理由は主に3つあります。
今回はその3つの理由と対応策についてお伝えします。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら