また、フードコート内にエレベーターが直結しており「エレベーターガール」というわけではないが、エレベーターの扉を外側から開閉したり、フロア案内をしたりするスタッフが常駐している。なんだかちょっと高級感のある空間である。

さて、どの店にしようか。公式Webサイトでは、施設内の飲食店をいくつかの利用シーンで分けており、HIBIYA FOOD HALLには「仲間と気軽に。」というテーマが割り当てられている。それぞれの店で買ったものを持ち寄り、シェアして楽しむのを推奨しているようだ。
入居している店は結構「昼飲み」欲をかきたてられるラインナップで、確かにフードをシェアしつつ、昼飲みするには適している。鹿鳴館時代の社交要素を感じるのは、考え過ぎだろうか。
店のチョイスも非常に魅力的だ
フードコート内は全8店舗が営業している。
ラインナップを見て感じるのが、結構国際色が豊かなこと。ピンチョスが充実している「Bar&Tapas Celona」や、フランス流のベーカリー「JEAN FRANÇOIS」に加え、ニューヨーク流のミートボール専門店「Susan's MEAT BALL」。


同じくニューヨーク系で肉料理をそろえる「BROOKLYN CITY GRILL」に、ボストンの名を冠する「BOSTON Seafood Place」とアメリカ系が多めだが、アジアからは「VIETNAMESE CYCLO」と、目が移る。またこじつけだが、海外色ゆたかなのも、鹿鳴館をほうふつとさせる。


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