社交の街に加え、日比谷は映画・演劇を中心にエンタメの街としても知られる。日本最初の西洋式劇場として1908年に「有楽座」がオープンしており、その3年後には帝国劇場も開場。
昭和期には“音楽の聖地”と呼ばれたという日比谷公会堂や、東京宝塚劇場、日比谷映画劇場なども続々とオープンした。戦後には「芸術座」「みゆき座」「日比谷スカラ座」「日生劇場」も営業を開始している。

東京ミッドタウン日比谷・日比谷シャンテのある一角にあるゴジラ像。一帯は東宝の街でもある(筆者撮影)
レストランとフードコートが合体した「HIBIYA FOOD HALL」
さて、そんな華々しい街で2018年に登場した東京ミッドタウン日比谷は、三井不動産が手掛ける複合商業施設ブランド「東京ミッドタウン」に属する。
同ブランドの第1弾として、2007年に港区赤坂に誕生した東京ミッドタウンに続く第2弾としてオープンした。

三井不動産の「東京ミッドタウン」ブランドの第2弾として開業した(筆者撮影)
地下1~地上7階を商業エリアとして、企画段階では商業施設への初出店が14店舗、日本初出店が5店舗を含む全60店舗が集結。
「TOHOシネマズ 日比谷」も入居しており、日比谷の街が持つアイデンティティも取り入れた施設として、オープンから7年がたった今も賑わいが続く。

地下1階にあるフードコート「HIBIYA FOOD HALL」(筆者撮影)
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