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日産「サクラ」のライバルになる?韓国の軽車規格EV「インスター」日本市場を研究して作られた油断できない出来のよさ

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  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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少し前までの韓国は、予算内でなるべく大きなクルマを選ぶ人が多かったそうで、軽車はあまり人気がなく、車種も少なかった。しかし、最近は車両や燃料の価格が上昇していることなどから、日本の軽自動車と同じように注目されているという。

インスターの実車を見ると、ノーズが短くキャビンが長い日本の軽自動車とはプロポーションがかなり異なる。むしろ、登録車のライズ/ロッキーに近い。

デジタルピクセルのテールランプや大胆な造形のフェンダーが特徴的(筆者撮影)

これはインスターが他の多くの韓国車と同じように、自国のマーケットに限りがあることから、国際基準で設計されたことが関係している。

顔つきは丸いヘッドランプなどでキュートな雰囲気をアピールする一方で、ヒョンデ各車でお馴染みのピクセルデザインも融合させており、サイドに回ると前後フェンダーの張り出しはかなり大胆だ。今風にいえば“クセ強”で、好き嫌いが分かれそうではある。

日本の軽自動車とは違う方向性の可愛らしさを持つといえる(筆者撮影)

可愛らしさを前面に押し出した日本の軽自動車、スズキ「ラパン」やダイハツ「ムーヴ キャンバス」とは別物であり、日本と韓国の女性アイドルグループの違いに通じるものがあると思った。

ホイール/タイヤは、試乗した最上級の「ラウンジ」では17インチと、このクラスでは大径。フェンダーの造形と合わせて安定感を伝えてくる。ただし、残る「カジュアル」と「ボヤージュ」の2タイプは15インチになるので、印象が違ってくるかもしれない。

使いやすさが考えられた室内空間

インテリアは他のヒョンデ各車とは違い、メーターとセンターディスプレイが連続しておらず、分かれていることに気づく。

機能性を重視してレイアウトされたインテリア(筆者撮影)

エアコンやシートヒーターがボタン操作であることを含めて、多くの人にとって扱いやすいデザインだ。インテリアカラーは、ボディカラーに応じてベージュとブラックを用意する。

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【上級車を思わせる仕様も】

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