新型iPadが登場! サンフランシスコの発表会場で感想を聞いてみた

パトリシア(30代後半)という女性は「コンピュータには詳しくないけれど、デザインがいいので、アップル製品は気に入っている。新しいiPadも買うわ。ときどき、どの機械を使ったらいいか、分からなくなることもあるけど」。
 
 会場前を横切った10代のグループに新型iPadの感想を聞いた。そのグループの中のヒラリーは「技術は進化し、だんだん安くなっていくから、今すぐ新型iPadは買わない」。



 同じく20代のラリーも「さらに高性能になって、99ドルぐらいになったら買うかもね。今のところは携帯電話で充分」との弁。
 
 TVカメラマンのスティーブン(20代後半)も「アンドロイドスマートフォーンを持っているから、買わない」。

サンフランシスコのアップルストアにも足を運んで聞いてみた。「iPad2を持っているけど、ゲームのコンソールにも使えるんだってね。iPad2を競売サイトのイーベイで売って、新しいiPadを買おうと思っている」とアレックス(10代)。彼のようにアイフォーンで最新情報を追っかけていたアップル通はいたものの、今日、新型iPadが発表されたことを知らない人も、案外少なくなかった。

一般利用者に筆者がインタビューした限りでは、若い世代の方が、新しいiPadに対し冷静のように感じられた。
 
 一方、ビジネスでハイテク機器を利用する企業のエグゼクティブは新型iPadをどう思っているだろうか。「何も魅力を感じるものはない。買わないと思うね」と半導体企業の重役、マーク(50代)。「仕事で技術トレンドを知る必要があるから、会社の費用で買う」というのはIT企業マネージャーのスザンヌ(40代)。

会場周辺にいたのは、ジャーナリストや近隣からのアメリカ人だけでなく、イタリアからシリコンバレーに研修で来た19歳のプログラマー、ドイツから21歳のゲーマー、ショッピングにやってきたロシア人女性、韓国人エンジニア、中国からの観光客と国際的。もちろん、アップルファンとおぼしき日本人の姿もあった。
 
 メディアやブログにも「すばらしい!」「期待はずれ」とさまざまな感想があふれている。いずれにしても注目度は抜群の新型iPad。最初の発売日となる来週の金曜日には、アップルストアやベストバイなどでまた、新しいiPadを求める人々(とメディア)の行列ができるかもしれない。
(Ayako Jacobsson =東洋経済オンライン)

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