新型iPadが登場! サンフランシスコの発表会場で感想を聞いてみた

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
新型iPadが登場! サンフランシスコの発表会場で感想を聞いてみた

3月7日(日本時間8日)、サンフランシスコで第3世代の新型iPadを披露したアップル。発表会場となったヤーバ・ブエナ・アートセンター周辺には、テレビ・ラジオ局の中継車が所狭しと並び、150人収容のアートセンターに招待されたジャーナリストだけでなく、招待されなかったジャーナリストやブロガーたち、そして興味津々の通行人たちで早朝から活気であふれていた。



 プレゼンテーションに立ったティム・クックCEOは、99ドル(日本は8800円)の新型アップルTVのあとに、「初めて販売されてから2年も経っていない」iPadのすごさを聴衆に訴えた。
 
 「昨年の四半期だけで1540万台売れ、(エーサー、デル、レノボ、HPの)パソコン販売台数を超えた。新しいiPadに関するウワサが飛び交っているけど、そうなんだ」と、新型iPadを紹介した。
 
 鮮明な画面、グラフィック処理に優れたCPU、5メガピクセルのオートフォーカスカメラ、HD(1080dpi)ビデオ、20万以上のアプリケーション。キーボードの1つにマイクロフォンの印があり、それを押し、英語、日本語、フランス語等で読み上げると自動的に打ち込んで記録してくれるディクテーション機能などといった新しい機能が盛りこまれた。
 
 新型iPadの価格は記憶容量16ギガバイトモデルが499ドル(日本は4万2800円)からと、従来のiPad2の価格設定と変わらない。iPad2も引き続き販売され、価格は399ドル(日本は3万4800円)と、100ドル引き下げられた。

新型iPadは、無線LANに加え、高速データ通信の最新規格LTEに対応したタイプもあり、映像のダウンロード、ゲームなどで威力を発揮する。日本ではソフトバンクが対応する。北米ほか、日本、欧州などで、16日から発売されるが、既に予約販売は始まっている。

■若い人ほど冷静??

会場周辺で、新型iPadについて聞いてみた。アートセンター前に立っていた60代の男性は、アップルの個人株主のひとり。「こうしてマスコミが取材してくれるから、株も上がる。ありがたいことだ」と喜ぶ。彼の家には家族分を合わせて、iPad2が3台、iPhone4台、Macが2台あるそうだ。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事