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韓国の「国民的子育てメンター」が解説!きょうだいげんかのとき、親はどう介入すればいい?「お兄ちゃんなんだから貸してあげなさい」はNG

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  • オ・ウニョン 精神科医、児童青年精神科専門医、医学博士

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おもちゃを取り合ったきょうだいげんか。親が言ってあげるべき言葉があります(写真:Rina/PIXTA)
おもちゃを取り合ってきょうだいげんかが起こるとき、つい「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから貸してあげなさい」と言っていませんか? 韓国で「国民的子育てメンター」と呼ばれる精神科医のオ・ウニョン氏が、望ましい親の介入方法を解説します。
※本稿は『こんなとき、どうしたらいい? 子どもも親も幸せになる子育て』から一部抜粋・再構成したものです。

そのおもちゃは誰のもの?

6歳のお兄ちゃんと、4歳の妹。2人はおもちゃを取り合ってよくけんかをします。ある日、ママが晩ご飯の支度をしていると、リビングでバタバタと音がしたと思うと、「えーん!」という泣き声が聞こえてきました。駆けつけると、お兄ちゃんが小さいころによく遊んでいたおもちゃを握りしめています。妹はわんわん泣きながら、「お兄ちゃんがくれないの」と言います。

こんなとき、多くの親が「お兄ちゃん、妹はまだ小さいんだからあげなさい」と言います。お兄ちゃんがおもちゃを抱きしめて、「僕のなのに」と言うと、「昔十分遊んだでしょ。いまは遊びもしないじゃない。もう小学生なんだから、わがまま言わないの」とたしなめます。

それでもまだ「僕のだ」と言い張ります。「妹が貸してって言ってるじゃない」と言い聞かせても、「貸したくない」の繰り返し。ここまでくると、たいていの親は「おもちゃは他にもたくさんあるのに、なんでこんなに欲張りなの? だったらもう買ってあげないからね!」と脅します。

こんなとき、お兄ちゃんに必ず言ってあげるべき言葉があります。

「このおもちゃは確かにお兄ちゃんのだね」

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