「人が増えれば増えるほど不安になった…」 「磯丸水産」運営企業の傘下に入った、埼玉の人気つけ麺店。M&Aを受け入れた、意外すぎる理由

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狼煙
「磯丸水産」などを運営する外食大手・クリレスHDの傘下に入った、埼玉の人気つけ麺店「狼煙」。店主・中村幸司さんに話を伺うと、中小企業ならではの課題に直面していたことがわかった(筆者撮影)
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4月14日、株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス(以下、クリレスHD)は、埼玉県に展開しているつけ麺の人気店「狼煙(のろし)」を運営する株式会社狼煙の株式を取得し、連結子会社とすることを発表した。

「狼煙」は2007年創業。濃厚な豚骨魚介つけ麺が大人気になり、大宮エリアを代表するつけ麺の名店に成長した。

現在では口コミサイト「ラーメンデータベース」で埼玉県2位になっている(2025年4月24日現在)。2025年2月期の売上高は3億3300万円、営業利益は1900万円を見込んでいる。

一方、クリレスHDは「磯丸水産」や「かごの屋」を運営する、大手外食企業。なぜ、クリレスHDにグループインすることになったか。「狼煙」の店主・中村幸司さんにその経緯などを聞いた。

M&Aは「従業員のことを考えて」の結果

M&Aについては、いろいろな話はあったが、具体的に考え始めたのは最近のことだという。

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