作品の出来を左右する? 「『るろうに剣心』の“伝説のロケ弁”」「ロケ弁にこだわる“愛媛県”の自信作」 撮影地で爆売れ《ご当地弁当》を紹介!

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映画『信長協奏曲』(2016年)でも、彦根城でのロケの際に提供された「千成亭キッチン」の近江牛を使った弁当はキャストやスタッフに大好評だったとのこと。筆者も彦根市で映画公開イベントに参加した際、こちらの絶品近江牛をいただきました。

また、琵琶湖畔がメインの舞台となったミステリー映画『湖の女たち』(2024年)で、主演の松本まりかさんは、滞在中に食べた、地元高島市針江の美味しい水と古代米を使って作られた「針江のんきぃふぁーむ」のおはぎが絶品だった、と振り返っています。

針江のんきぃふぁーむ
古代米を使用した珍しいおはぎ(写真:針江のんきぃふぁーむ公式Instagramより)

「舘ひろし」に差し入れられた“絶品”

冬の富山での屋外ロケは寒く積雪などもあり、大変厳しい撮影環境。そのことから、富山ロケーションオフィス(富山県庁内)では、あたたかい食事を提供することを念頭に、コーディネートを行っています。

映画『正体』(2024年)の富山ロケでは、屋外でバーベキュー料理が振る舞われ、スタッフやキャストをもてなしました。また、真冬の南砺市での撮影の際には、肉まんやあんまんがスチーマーごと持ち込まれ、大好評だったようです。

ロケのケータリング
ロケ現場でのケータリングの様子(写真:富山ロケーションオフィス提供)
富山
雪の中、暖かい火を囲んで楽しんだバーベキュー料理(写真:富山ロケーションオフィス提供)

さらに、先日公開された映画『港のひかり』(2025年)では、主演の舘ひろしさんがクロワッサン好きで知られることから、県内で人気のクロワッサンを数種類準備し、舘さんをはじめスタッフに差し入れて喜ばれた、といいます。

また、富山といえば名物の「ますのすし」が有名ですが、これがロケ弁として供されることもあり、ひとときの旅気分を盛り上げているようです。

ますのすし
富山名物「ますのすし」がロケ弁になることも(写真:富山ロケーションオフィス提供)
ロケ弁
他にも富山で人気の氷見牛などが入ったスタミナ満載のロケ弁。ハードなロケ現場で喜ばれます(写真:富山ロケーションオフィス提供)
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