「ジャッキー・チェン」が語る"70歳からの仕事観" 日本への思い、有名なNG集の誕生秘話も聞いた
今年は世界の“アクションレジェンド”ジャッキー・チェンが『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章』で初主演を果たしてから50年という節目の年。
今年の4月には70歳となったが、いまだアクションへの情熱は枯れることなく、新作に挑み続けている。そんな彼の映画人生の集大成ともいうべきアクション超大作『ライド・オン』が全国の劇場で公開中だ。
本作で彼が演じるのは、自分の分身ともいえる峠を過ぎたベテランのスタントマン。生身のアクションから、CGを使った映像表現へと時代が変化していく中で、それでも自分が信じた道を突き進む役柄は、ジャッキー自身の映画人生とも重なっている。
また劇中には『プロジェクトA』『ポリス・ストーリー/香港国際警察』などをはじめとした、これまでジャッキーが演じてきたたくさんの作品から、数多くのアクションシーンやNGシーンのフッテージが登場。まさにジャッキーがわれわれに示してきた“命懸け”のアクションを、あらためて振り返る機会となる。
13年ぶりに来日したジャッキー・チェン
そんなジャッキーがおよそ13年ぶりに来日。日本のファンへの思いを聞くとともに、ジャッキー映画のトレードマークであるNGシーンについて、そして彼が熱心に取り組んでいる後進の育成などについても話を聞いた。
――昔からジャッキーさんは親日家として知られていますが、今回の来日はジャッキーさんたってのご希望で、スケジュールを調整して実現したものだと聞いています。あらためて日本への思いを聞かせてください。
僕に対するファンの皆さんの気持ちやサポートというのは、40年前と何も変わっていないんですよ。お互いに変わったのは歳をとったということだけ(笑)。ファンの皆さんの心は一度も変わってないと感じています。
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