「この人と働きたい」と思われる人・思われない人の決定的な違い――周囲を惹きつける”知的好奇心”の持ち方

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ノーノーマル時代を生き抜く リーダーシップの教科書
何でもよく知っているなという人は必ず好奇心旺盛な人です(写真:Graphs/PIXTA)
現代は、AIの登場や価値観の多様化により、もはや「常識」が存在しない「ノーノーマル時代」。先の読めないこの時代に、リーダーに必要なのは正解を語る力ではなく、問いを持ち続ける好奇心です。
本稿では、組織人事コンサルタントとして30年以上従事してきた山本紳也氏が、『ノーノーマル時代を生き抜く リーダーシップの教科書』より、変化に強い組織をつくるためのヒントを紹介します。

好奇心がすべての入り口

好奇心とは、「自分の知らないことや新しいこと、珍しいことなどに興味を持ち、ものごとを探求しようとする根源的な心。自発的な調査・学習やものごとの本質を研究するといった知的活動の根源となる感情」をいいます。

先が読めない時代、ピンポイントで目標が設定できないような時代だからこそ、できるだけ多くの情報を貪欲に取り入れ、そこから何かを見つけ、気づき、深掘りし、新しいビジネスの種を見つけだすことが求められています。

そして、それを楽しめることが大切です。

その入り口となるのが好奇心です。すべての入り口が好奇心です。目の前のこと以外に興味がない、好奇心を持てないのは致命傷です。

今まで一緒に働いて、楽しかった人、尊敬できた人を思い出してください。好奇心旺盛な方ではなかったでしょうか。何でもよく知っているなという人は、必ず好奇心旺盛な人です。

周りを見回して、活き活きしている、一緒に居て楽しい、面白いと思う人の多くは、何にでも興味を持って取り組む、雑学が豊富な人ではないでしょうか? そんな人と働いたほうが楽しいし、自分も知識がつくと思いませんか?

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