パックンが考える「世界経済の先行きが読みづらい今こそ、子どもに"投資"を教えたほうがいい3つの理由」

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複利の仕組み
(画像:『パックンの森のお金塾 こども投資』、イラスト/伊藤ハムスター)

また株や投資信託を買うときには、最新の経済ニュースや社会情勢について一緒にチェックするといいですね。

理由2:節約や働くことの大切さを知ることができる

投資にお金を回すには“余剰金”が必要。余剰金とは、収入から出費を引いて残ったお金のこと。出費を減らすか、収入を増やすか、余剰金は二通りの方法で増やすことができます。

出費を減らすには、節約する、欲しいものに優先順位をつけて、無駄なものを買わない。また収入を増やすには、しっかり働いて給料をもらう、投資をして不労収入を得る、といったことが考えられます。

余剰金を増やすことは、子どもにもできます。例えば、毎日コンビニでお菓子を買っているなら、週に3回に減らす、あるいはコンビニではなく、もっと安い100円ショップで買うなどして節約する。また欲しいものがあれば、紙に書き出して、どれが一番欲しいか優先順位をつけてみる。

それぞれの値段を調べて、それを買うためにいくら必要か、何を我慢すべきか考えてみると、本当に必要なものが見えてくるでしょう。

さらに子どもは会社で働くことはできないけれど、家や近所で、窓ふきや草むしり、犬の散歩などのアルバイト交渉して稼ぐことはできます。また家の不用品を売ったり、懸賞・賞金狙いでコンテストに応募したりして、お金を得ることもできる。

こうした節約や稼ぐ経験を子どものうちからしていれば、大人になってもしっかりとお金管理ができるようになるでしょう。月収から月収まで何にいくら使ったかわからない、お金がいつの間にか消えていた!なんてことにならないはず。

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