失明した40代男性にみる「高血糖を放置すること」の恐ろしさ。「目がほとんど見えない」コージー冨田さんの告白は他人事じゃない

✎ 1〜 ✎ 33 ✎ 34 ✎ 35 ✎ 36
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

薬や生活習慣の改善の効果をみる血糖値の測定も、これまでは指先に細い針を刺して血液を採取して測る方法が一般的でしたが、最近では腕にセンサー付きの装置を付けておくだけで血糖値の変動を把握できる医療機器が普及しています。

定期健診を受けることが大切

糖尿病など生活習慣病を防いだり、早期に発見したりするためには、一にも二にも定期的な健康診断を受けることが大切です。

この連載の一覧はこちら

生活習慣病の多くは糖尿病にしろ、高血圧にしろ、早期には自覚症状がないため、症状が表れたときにはすでに進行していることが少なくありません。だからこそ定期的(年に1回)に健診を受けて、自身の健康状態を確認することが必要です。

そして健診の結果、「要精密検査」「要治療」「要再検査」となったら、必ず医療機関を受診してください。ここで「症状がないから、まだ大丈夫」と放置しないことが、病気の発症や進行を防ぎ、健康を守ることにつながります。

(構成:ライター・松岡かすみ)

中村 明澄 向日葵クリニック院長 在宅医療専門医 緩和医療専門医 家庭医療専門医

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

なかむら あすみ / Asumi Nakamura

2000年、東京女子医科大学卒業。国立病院機構東京医療センター総合内科、筑波大学附属病院総合診療科を経て、2012年8月より千葉市の在宅医療を担う向日葵ホームクリニックを継承。2017年11月より千葉県八千代市に移転し「向日葵クリニック」として新規開業。訪問看護ステーション「向日葵ナースステーション」・緩和ケアの専門施設「メディカルホームKuKuRu」を併設。病院、特別支援学校、高齢者の福祉施設などで、ミュージカルの上演をしているNPO法人キャトル・リーフも理事長として運営。近著に『在宅医が伝えたい 「幸せな最期」を過ごすために大切な21のこと』(講談社+α新書)。

 

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事