「社内では全く期待されてなかった」 登録者178万人のラーメンYouTube「SUSURU TV.」。明大・早大“中退”の2人はいかに事業を育ててきたか
18歳で明治大学に進学するために上京。高校時代にやっていたバンドメンバーを連れて皆で上京したという。
大学1年の時に食べた「ラーメン二郎 目黒店」の味に衝撃を受け、ここから週3~4日は「ラーメン二郎」に通う生活が始まる。後にSouth Penguinというバンドでデビューする後輩のアカツカくんが「ラーメン二郎」に詳しく、連れて行ってくれたのがきっかけだという。
当時は、ゴリゴリの直系至上主義で、二郎インスパイア系には目もくれず、本家「ラーメン二郎」の各店に通っていたという。その中でも、大学の近くにあった「もみじ屋」だけは例外で、インスパイア店だがよく通っていた。
早稲田のインカレのバンドサークル「MMT」に入部し、大学にはロクに通わず、なんと4年間で8単位しか取得できず、大学を中退することになる。
この頃からほぼ毎日ラーメンを食べていて、「ラーメン二郎」のほか、「日高屋」の野菜たっぷりタンメンや「天下一品」のこってりラーメンを好んで食べていた。後に「SUSURU TV.」の編集を担うことになる「チャル蔵」こと矢崎さんとはこのバンドサークルで出会う。矢崎さんはSUSURUくんの1つ上の学年だった。
SUSURUくんはバンドではドラムで、矢崎さんはギターボーカル。サークル内にあった「二郎部」でひたすら「ラーメン二郎」に通う日々だった。
「毎日ラーメンを食うYouTuberってどうですか」

なんと矢崎さんも4年で64単位しか取れず、早稲田大学を中退し、ベンチャーのウェブ広告代理店に就職することになった。ちょうどウェブ広告に動画が出てきた頃で、社長から「YouTuberをプロデュースしてみてくれ」と指令を受ける。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら