「とりあえずやっといて」は完全スルー…近年増加中の"指示無視"新入社員の育成に必須の3要素

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「数学的」な仕事術大全
今回は、すぐに実践できる、新人を相手にしたコミュニケーション術をご紹介します(写真:Jake Images/PIXTA)
「数字に弱く、論理的に考えられない」
「何が言いたいのかわからないと言われてしまう」
「魅力的なプレゼンができない」
これらすべての悩みを解決し、2万人の「どんな時でも成果を出せるビジネスパーソン」を育てた実績を持つビジネス数学の第一人者、深沢真太郎氏が、生産性・評価・信頼のすべてを最短距離で爆増させる技術を徹底的に解説した、深沢氏の集大成とも言える書籍、『「数学的」な仕事術大全』を上梓した。
今回は、「動かない新入社員」を動かす指示の出し方について解説する。

あなたのもとに新入社員がやってくる

4月はフレッシュマンシーズン。そろそろあなたの職場にも新人が配属される頃でしょう。「入社おめでとう」という言葉をかけつつ、一方でこれからどう育成するかに頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。

「数学的」な仕事術大全: 結果を出し続ける人が必ずやっている
『「数学的」な仕事術大全: 結果を出し続ける人が必ずやっている』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

企業の人材育成をサポートする中で、研修などの現場ではたくさんの上司世代のみなさまとお会いします。彼らの悩みや課題感をヒアリングしていくと、やはりこの時期は新人教育に関するものが多いのです。

「価値観が違いすぎて、何を考えているのかわからない……」

「辞められると自分の評価が下がるので困る……」

「指導をハラスメントと思われたらたまらない……」

これらの声に共感する上司層も多いのではないでしょうか。そこで今回は、そんな人がすぐに実践できる、新人を相手にしたコミュニケーション術をご紹介します。具体的には、新人世代が求めている理想的な「指示の出し方」を指南します。

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