「昇格」の本当の意味、答えられる? 言ってはいけないビジネス用語の「黒い真実」をビジネススクール教授が解説

「最近の若者は出世を望んでいない」という報道をよく見かけますが、実際はどうなのでしょうか(写真:istock)
ビジネスの場で語られる言葉を、額面通りに鵜呑みにしてはいけません。辞書に載っていない意味が、当然のように使われることがあるからです。
早稲田大学ビジネススクールで長年教鞭をとってきた山田英夫教授は、『図解 ビジネス版 悪魔の辞典』のなかで、ビジネスワードの「本当の意味」を解説しています。この記事では、社会人経験が長い人も、そうでない人も知っておきたい「ビジネス用語の黒い真実」をお伝えします。
昇格
【意味】
① 基本給の微増と引き換えに、膨大な業務と責任を背負うSMプレイ。
② 昇進と違って、名刺を刷り直すとは限らない
【意味】
① 基本給の微増と引き換えに、膨大な業務と責任を背負うSMプレイ。
② 昇進と違って、名刺を刷り直すとは限らない
若者が口には出さない「やりたい仕事」
「最近の若者は出世を望んでいない」という報道をよく見かけます。実際はどうでしょうか。
書店のビジネス書コーナーには、『管理職1年目の教科書』など、管理職向けの本がたくさん並んでいます。ビジネススクールの学生たちに聞くと、管理職には興味がなくても、自分のビジネススキルを高めることには興味があるという声が多いです。仕事をしながらビジネススクールに通う人も多いですから、当然と言えば当然ですね。
一方で、『リーダーの仮面』のような、リーダー向けの本がベストセラーになっており、プロジェクトをまとめるリーダーになりたい若者は少なくないようです。
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