【48歳タイミーさん】クリスマス前にはじめての洗い場→ピークタイムの皿の量に“パニック”になり、《ベテラン調理師の手捌き》に見惚れるの巻

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地方在住のフリーランスであり、全国各地のローカル飲食チェーン店を探訪することをライフワークにしている筆者BUBBLE-Bのタイミー奮闘記第2回(著者撮影) 
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48歳男。「憧れの飲食店で働いてみたい」との思いからタイミーを始め、高速道路SAのレストランでタイミーデビュー。未経験者歓迎の案件で、店長さんの親切なサポートもあって無事に終了。 
新しい挑戦で得られた達成感は人生の実績を一つ解除したような感覚だ。お客さんを目の前に「働いた」という実感は、ずっとデスクワークだった著者にとって新鮮な刺激に満ちた経験となった。(ここまでが前回) 
タイミーからの飲食業体験記「その男、タイミーにつき」第2回目。 

48歳、クリスマスを前に2回目のタイミー

タイミーデビューをしてから数日後、今度は洗い場の案件にエントリー。同じSAのレストランで、今回も未経験者歓迎の案件である。なんて優しいんだ。 

クリスマスのイルミネーションで浮かれる街を背に、従業員送迎用の地味なハイエースに揺られて現場に着いた。 

「タイミーから来ました」 

いつもの呪文を唱えてチェックイン。キャップとエプロン、名札を着用して厨房に入る。 

ひ、広い! 厨房の広さと設備に圧倒される。洗い場には大きなシンクと食洗機。シンクの大きさは2メートル近くもあり、これがプロの職場か〜と感心していたら……。

「おっ、今日は洗い場なんですね。頑張って下さいね」 

前回、私の初ホール仕事を親身になって教えてくれた店長さんだ。「タイミーさん」の私を覚えていて下さったことが嬉しい。 

前回タイミー用に購入した靴とスラックスは今回も活躍(著者撮影) 

「食洗機、使ったことある?」 

ここからは、コックコート姿で物腰の柔らかな初老の調理師さんが、洗い場未経験である私に初歩から教えてくれた。 

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