実は「多くの日本人が、教科書さえきちんと読めていない」そんな衝撃の結果が、50万人以上が受検したリーディングスキルテストの結果から見えてきました。
「りょ」では社会ではやっていけない
家庭では「風呂」とか「メシ」、友達の間では「りょ(了解)」とか「エモい(心が揺さぶられ何とも言えない気持ちだ)」。
こういった短い単語だけでもコミュニケーションできる環境下にいると、それが常態化してしまいます。
ツーカーでわかり合う、閉じた狭いコミュニティでの読解力というのは、あくまで仲間内ではありますが、健全に機能しています。
短い言葉のやりとりの中で互いの繊細な気持ちや空気を読み合ってコミュニケーションを図っているわけで、それはそれで一種の能力なのかもしれません。
ただ、これは悲しいかな、広く一般社会では通用しない。ビジネスの場や報告書で「りょ」や「エモい」は使えません。
「お前、何言ってるんだ?」と上司に怒られたり、何度も失敗を繰り返すことによって、次のレベルに育っていくわけです。



















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