【初心者向けの筋トレ”サイドレイズ”を紹介】女性は50歳からの方が筋トレの効果が出やすい⁉…年を取った自分を助けてくれるのは「筋肉」だ

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筋力を高めるだけでなく、知らぬ間にできてしまった自分のクセやゆがんだ姿勢、できない動きを見つけ、できるように練習していくのも、トレーニングの要素であり利点です。

ダンベルを使った「サイドレイズ」

今回は、初心者でも取り組みやすいダンベルを用いたトレーニングの「サイドレイズ」を紹介しましょう。

女性のための50歳からの筋トレ入門
(『女性のための50歳からの筋トレ入門』P.102-103)
女性のための50歳からの筋トレ入門
(『女性のための50歳からの筋トレ入門』P.102-103)
女性のための50歳からの筋トレ入門
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サイドレイズは無意識に持ち上げると僧帽筋(上部)が強く働いてしまい、三角筋に効きません。「肩甲骨のセッティング」などのポイントをおさえて、確実に三角筋に効かせましょう。

三角筋は前・中・後に分かれていて、ダンベルを前方に上げると前部、側方で中部、上体を前傾させ胸の前から肩の横に上げれば後部を鍛えられます。正しいフォームでできれば、五十肩予防にもなります。

<上げるとき>
肩をすくめたり肩甲骨を寄せたりせずに、筋肉の始まりのラインを蝶番(ちょうつがい)と考えて、腕だけ上げる。上げる方向は真横ではなく身体に対して30度前方。
<下げるとき>
三角筋に負荷を感じながら、丁寧に下ろす。
女性のための50歳からの筋トレ入門
(『女性のための50歳からの筋トレ入門』P.104-105)

年を取って本当の意味で自分を助けてくれるのは、筋肉(筋力)です。「そのうち」と言っていると始められません。勇気を出して「今」、トレーニングデビューを果たしてみてはいかがでしょうか?

西本 朱希 プロトレーナー

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にしもと あき / Aki Nishimoto

元アジア&全日本ボディビル(女子)チャンピオン。日本女子体育大学卒業後、練馬区地方公務員主事として、健康づくりや介護予防を中心とした運動教室・運動個別相談などを受け持ち、「家で簡単にできる筋トレ教室」などの実技指導・講師を担当。98年にはアジア女子ボディビル選手権大会ヘビー級優勝、99年、04~09年には全日本ボディビル選手権大会女子の部で優勝する。05年、過去に空手を諦めるきっかけとなった膝の怪我から、ボディビルで優勝するまで自分を立ち直らせてくれた“ウエイトトレーニング”を教える仕事に就くために公務員を退職。専門学校講師・各種セミナー開催・パーソナルトレーニング指導など、フリーでの活動を始める。
『ちゃんとキレイにヤセたくて。』(細川貂々/幻冬舎)にてダイエット指導の情報を提供。

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