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ホテル客室係やタクシー運転者の仕事は消滅しなかった…10年前の「AIに代替される職業・代替されない職業リスト」が現実には"真逆になった"納得のワケ

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  • 鈴木 貴博 経済評論家、百年コンサルティング代表
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その本ではきちんとこう書いています。「イラストや絵画の仕事はAIに置き換わる」「タクシードライバーの仕事もAIに置き換わる(アメリカや中国ではすでにロボタクシーが営業している)」といった形で人間にしかできないと思われてきた頭脳労働がAIに置き換わる一方で、指の進化がボトルネックとなってロボットはエッセンシャルワーカーの仕事を代替できないだろうと。

もうひとつ重要なことを指摘しておきますと、この頭脳労働の代替は2025年から2030年に向けて加速するだろうという予測も書きました。その転機に実現するだろうと予言したのが、人工知能の研究者がデータセンター経由で「自分専用のスパコン」を使うことができる時代の到来です。そうなれば、人工知能の研究は加速するだろうという予測をしていました。エヌビディアのGPUの計算速度がかつてのスパコンに近づいたことで、ここが実は未来予測としては大きく当たっていた点なのです。

2035年になればさらに状況が変わる

さて野村総研が予測した「10~20年先の未来」はその終わりの年は2035年ということになるのですが、その2035年にもういちど元のリストを見直すとおもしろいはずです。

その時代になると代替可能性が低いと間違って判定された職業の大半がなくなっているだけでなく、代替可能性が高いと間違って判定されたはずの仕事も、その絶対数は激減する未来になっているかもしれませんよ。

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