渋谷のうち「桜丘地区」に位置する。同エリアは都心部・渋谷にあって住宅街。その名の通り桜並木があり、かつ起伏のある地形が特徴とされる。

こうした背景を反映して、施設計画では「渋谷駅周辺で不足する生活環境の課題を解消」しつつ、オフィスや娯楽要素をあわせもった施設を目指す、としていた。
コンセプト通り、SAKURAサイドの高層部には「ブランズ渋谷桜丘」を誘致し、低~中層にもサービスアパートメントの「ハイアット ハウス 東京 渋谷」、さらに子育て支援施設に国際医療施設といったテナントが入っている。

サクラステージが「ガラガラ」「人がいない」と評されるのは、こちらのSAKURAサイドの影響も大きそうだ。
駅直結のSHIBUYAサイドから道路を挟んだ場所に位置するSAKURAサイドは、上述したように「住」目線の機能がメインであることから、観光客など「お出かけ」需要にマッチする施設が少ない。奥まった位置にあるからか、テナント募集している区画も目立った。

一方のSHIBUYAサイドはマクドナルドや松屋、エクセルシオールカフェといった日常使いニーズのある飲食店に加え、スクウェア・エニックスの公式ショップ「SQUARE ENIX GARDEN」や「TSUTAYA BOOKSTORE」など集客力の高いテナントがあることから、想像していたよりも賑わいがあった。
渋谷に爆誕、昼飲みに最適なハイテクフードコート
中でもフードコートのある4階が最も賑わっていた。
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