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関税で荒れる株式市場もおかまいなし、トランプ氏はアルゼンチンをお手本に「痛みを伴う改革」を断行、負担拡大に有権者は耐えられるのか

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トランプ氏がバイデン前大統領より引き継いだアメリカ経済は堅調であったことからも、当面はトランプ政権の不確実性の高まりにも経済は耐えられると想定されている。「トランプセッション(トランプ政権下の景気後退期(リセッション)入り)」の予想は、現時点では少数派だ。

リセッション入りの確率をゴールドマン・サックスは20%、JPモルガンは40%、ローレンス・サマーズ元財務長官は50%と予想している。しかし、いずれの専門家も不確実性の高まりに応じ、成長率を下方修正してきた方向性は一致している。

3月19日、FRBは「経済見通しの不確実性が高まっている」として、2会合連続で政策金利を据え置くことを発表した。今後、不確実性が雪だるま式に膨らんでいく可能性は否定できない。

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