「履歴書の"ダメな自己PR"」でバレる!雇ってはいけない「危ないコンサル」の特徴
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では、次の職務経歴をどう見るでしょうか?
「自走できる人」かの見極めは?
『……大手企業の営業・マーケティング再構築のプロジェクトにおいてマネージャーの参画率が少ないなか、戦略策定から実装までの全工程を、事実上のマネージャーロールとして担い完遂』
マネージャー昇進前のコンサルタントや、フリーランス・コンサルタントの方は、このような職務経歴は少なくありません。
コンサルティング業界では、評価において「自走できる・できない」という言い方をよく使います。自走とは「いちいち指示されなくても、自力で仕事を進めていける」ということです。
自走の中身は職位によって異なってきますが、マネジメントも担う即戦力に求められる自走とは、「会社の成長のための課題を設定でき、実現への道筋を設計し、さらには仕上げまで持っていける」といったあたりになり、この点は(コンサルタント出身者には)強く認識されているために、上記のような職務経歴の記述になるのでしょう。
たしかに、職務経歴にある実績・スキルを有した応募者ならば採用側は非常に幸運といえます。
しかし現実には、前回の記事で述べたような「職務経歴の盛り」に注意が必要です。
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