 
なぜ中国では近視対策が進んでいるのか
窪田:中国では、2018年から国家プロジェクトとして近視対策に取り組んでいます。近視の抑制につながる屋外活動を推奨し、小学校では1日2時間の屋外活動を義務づけました。当時8割近かった高校生の近視率を、2030年までに7割以下にすることを目標に掲げています。
 
そうした背景にも、もしかしたら軍事力強化の狙いがあるのではないかと思うのですが、神保先生はこのプロジェクトについてはどう思われますか?
神保:もちろん公衆衛生や経済対策の一環として、非常に重要な取り組みだと思います。
ただ、窪田先生がおっしゃるように、裏側には軍事力に関わる国家戦略があるかもしれません。たしか中国都市部の若年層の近視率は非常に高かったですよね?






 
         
        
       
        
       
        
       
           
           
           
           
         
         
         
        











