「低迷続く洋画」25年は盛り返す"これだけの根拠" 洋画離れの実態と、好転する要素を分析した

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前述の大高氏の指摘ともつながるが、まさにこうした地道な取り組みが、さまざまな場所に広がり、より多様化していくことで、人々の生活のなかの身近な場所に洋画情報が少しずつ存在するようになる。そこから次への道が開けていくのかもしれない。

25年は洋画がどこまで回復するか

コロナ前5年間の洋画の年間興収の平均は1000億円ほどだったが、昨年は511億円まで減少した。しかし、ハリウッド大作のビッグタイトルが戻る今年は、そこからどこまで回復させるかが注目されている。

エンターテインメントのムーブメントにはサイクルがある。大ヒットの期待値が高い作品群が続く2025〜2026年にかけては、かつて洋画シェアが7割ほどを誇った2000年前後の洋画黄金時代への回帰の足がかりになることも期待される。

武井 保之 ライター

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たけい・やすゆき / Takei Yasuyuki

日本およびハリウッドの映画シーン、動画配信サービスの動向など映像メディアとコンテンツのトレンドを主に執筆。エンタテインメントビジネスのほか、映画、テレビドラマ、バラエティ、お笑い、音楽などに関するスタッフ、演者への取材・執筆も行う。韓国ドラマ・映画・K-POPなど韓国コンテンツにも注目している。音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク系専門誌などの編集者を経て、フリーランスとして活動中。

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