「子どものやる気が出ない家」には共通する"ルール"があるーー実は、やる気を引き出そうとする必要はない

行動心理学では、人が行動を習慣化するのは、やる気ではなく「仕組み」だと指摘しています(写真:タカス/PIXTA)
研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「上司1年目は“仕組み”を使え!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。
子どもにやる気になってもらうのは不可能?
子どもに、目標に向かってがんばれる人になってほしい、と願うのは親ならばだれしも望むことでしょう。
子どもが自分で、
「速く泳げるようになりたい」
「勉強できるようになりたい」
「将来は〇〇になりたい」
「勉強できるようになりたい」
「将来は〇〇になりたい」
こんなふうに具体的な目標を持ち、それに向かって努力してくれるようになってくれたらどんなに嬉しいか。
しかし、そうなってくれることは稀でしょう。
むしろ子どもは、身近にあるエンタメにズブズブとハマっていき、
「テレビ観たい」
「YouTube観たい」
「ゲームしたい」
「YouTube観たい」
「ゲームしたい」
四六時中、そう口にするようになるものです。
そんな子どもに、エンタメをいくらでも楽しめてしまうスマホを買い与えようものなら、平気で何時間も熱中してしまうでしょう。
親が「勉強したら?」などと提案しても、空返事されるのがオチです。
それほど子どもを夢中にさせてしまうスマホですが、便利な一方で、とても怖い一面があります。
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