パックご飯で「喫茶店のピラフ」を再現する裏ワザ ポイントは"デンプンの性質"を活用すること

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今回のレシピのコツはパックご飯の使い方。レンジで温めずに封を開けたら手でほぐすのです。

パックご飯を使わない場合は硬めに炊いて冷ましたご飯をほぐしてから使います

現在、主流のパックご飯は無菌化包装米飯といい、パックに生米と水を入れて、クリーンルームで炊飯し、封をしたもの。常温で長期間保存できるというメリットがあり、キッチンに備蓄しておくべき食材の1つです。

パラパラに手でほぐしてから炒める

パックご飯はそのままでは食べられません。炊き上げた米のデンプンは冷まして時間を置くと老化(β化)して、元のデンプンの状態に戻ってしまいます。そのため、パックご飯は電子レンジで温めてから食べるのです。

ここではデンプンが老化すると粘り気を失う性質を生かし、パラパラに手でほぐしてから炒めます。こうすることでご飯がダマにならず、簡単に理想的な状態に仕上がります。

26cmのフライパンで2人前を作れます

フライパンにバターを入れ、中火にかけます。バターが溶けたら、玉ねぎ、にんじん、ソーセージを入れて炒めます。

玉ねぎがしんなりし、ところどころ焼き色がついたらご飯を入れる合図です
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