「洋楽で英語学習」知る人ぞ知る優良アプリの実力 昔は歌詞カードを見ながら曲を聞いたものだが

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カーペンターズの歌を何回も聞きながら真似して、歌えるように練習していたのが懐かしいです。そのなかで自然と英語の語順や言い回し、リズムも学んできたように思います。

洋楽にはJ-POPと違う世界観があるので、英語の世界に入るいいきっかけになるんです。

昔なら、CDを買いに行き、付属の歌詞カードを見ながら曲を流して聞く、歌詞をノートに写す、一緒に口ずさむといった方法で学んでいました。それが今では、便利なツールLingoClip(リンゴクリップ)のおかげで、洋楽を使った英語学習がずっと身近になりました。

実は、LingoClipは昔からあるアプリなのに日本人にそこまで浸透していないようで、個人的に「知る人ぞ知る」優良ツールだと思います。

ゲーム感覚で進められる「LingoClip」

LingoClipを使えば、歌詞の聞き取り練習ができます。ビートルズ、エド・シーラン、レディー・ガガ、テイラー・スウィフト、BTSなど、人気歌手の楽曲が揃っていて、ゲーム感覚で勉強できるようになっています。

まずは、アプリを起動して、好きなアーティストの楽曲を選択し、モードを選びます。

「選択」は歌詞を聞きながら空欄を4択から選ぶ選択式、「入力」は空欄部分を聞き取ってタイピングするディクテーション形式です。「カラオケ」は「歌でシャドーイング」をするようなイメージで捉えてください。

続いて、「難易度」を選びます。ここではエド・シーランのPerfectを例に挙げると、1曲通して聞くと286語をリスニングしたことになります。

自分のレベルに合わせて「初心者」(41語の穴埋め)から「エキスパート」(286語の穴埋め)を選択すると、PVが流れ、ゲームがスタートします。

実際に始めてみると、間違える度にハートマークのバーが減っていき、バーがなくなるとゲームオーバーになる仕組みで、本当にゲームのように進んでいきます。

好きなアーティストのPVを見て、楽しみながらできるので、楽しみつつ攻略する感覚でどんどん進められます。私は1度やり始めると、いつも止まらなくなります。皆さんには、「ハマりすぎに注意!」と言いたいくらいです。

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