1400万円・1カ月でセルフビルドした40平米の家 家は、自らの手で建ててつくり込める時代に

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建物のおよそ半分の広さを占める寝室・リビングは、ダブルベッドを2つ設置しゆったりとした空間。ポイントは、アール状にデザインした小上がり。

室内
(写真撮影/白石知香)

これも「ShopBot」を使って木材を加工したそうで、空間のデザイン性を引き上げている。なんとこの小上がりは収納スペースになっていて、掃除用具や雑品、Wi-Fiや通気口などもこの中に収まっている。

収納
(写真撮影/白石知香)

見せたくないものをうまく隠すことができる上に、デザインもかっこいいなんて……ほんとうまくできてる!と、取材陣は感動しっぱなしだった。

リビングからはウッドデッキに出ることもできて、ここがなんとも気持ちのいい空間。

ウッドデッキ
(写真撮影/白石知香)

軒があるおかげで日差しを遮り、半屋外の空間でのんびり過ごすことができる。ここで本を読んだり、庭で遊びまわる子どもたちを眺めたり……いろんなシーンが思い浮かぶ。

プロと相談しながらカスタマイズするため不安はない

デザイン性も快適性も質の高い建物を、どうやって森さんは建てたのか。その流れを教えてもらった。全体の工程から話すと、2024年4月末に着工し、6月に竣工。実際の稼働日は31日間とのことで、約1カ月で建てることができたそうだ。

室内のゾーニングやプランも、建築の専門家ではない森さん自身がデザインした。開発した設計アプリを使い、用途や広さに応じたモデルプランをもとにアレンジを加えていく。

設計画面
専用の設計アプリを用いて森さん自身が手がけたプラン(写真提供/VUILD株式会社)
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