コロナ禍を経て、巨額赤字を抱えた病院の姿が露呈しつつある。本特集では、閉院が相次ぐ都市部や地方の実態に加えて、改革が成功し高成長を遂げた病院の実例など、医療の現場の今に迫る。
日本赤十字社は全国で91病院を運営している。大都市から僻地までをカバーする大小の公的病院群は独立採算制を原則とし、地元自治体と連携して住民の健康を支えている。
だが病院経営は厳しい。医療施設事業(病院事業)の2023年度経常収支は、新型コロナ関連の補助金(約230億円)があり159億円の黒字となったが、医業収支(営業利益)は297億円の赤字に。この補助金がない今年度はさらに厳しさを増している。
本社が積極的にテコ入れ
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