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徳洲会理事長が見据える「公的な存在」への変身 「4大病院グループの中に何とか加わりたい」

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徳洲会理事長 東上震一氏
東上震一(ひがしうえ・しんいち)/徳洲会理事長。1954年生まれ。1980年和歌山県立医科大学卒業。1990年岸和田徳洲会病院心臓血管外科部長、2006年から同総長。2016年から徳洲会副理事長を兼任。2022年から現職(写真:編集部撮影)

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コロナ禍を経て、巨額赤字を抱えた病院の姿が露呈しつつある。本特集では、閉院が相次ぐ都市部や地方の実態に加えて、改革が成功し高成長を遂げた病院の実例など、医療の現場の今に迫る。

当面の目標は100病院

──近年、徳洲会グループは、傘下の医療法人を医療法人徳洲会に統合し、1つの大きな塊になりました。一時期の不透明なグループ経営からの脱却が狙いでしょうか。

徳洲会は、力の強い者も弱い者も一緒になって、どこでも救急を断らず、平等な医療を提供しようと創業しました。その徳田先生の志をもう一度、共有し、次のフェーズに移ろうということです。

──年間の売り上げ(医業収益)は、6000億円に届きそうです。

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